SCOTLAND
スコットランドと言えば「ウイスキー」というほど、その産業に歴史があり洗練されている。「水、酵母、大麦麦芽」という単純な原料から多種多様な香味が生まれる。現在でも五大ウイスキーの中で圧倒的な消費量を誇るのは、スコッチウイスキー。シングルモルトとブレンデッドに大別される。
取扱一覧へ
IRELAND
かつてはスコッチウイスキー産業よりも栄えたが、自国の独立戦争やアメリカの禁酒法などにより衰退した。しかし、近年その質の高さが再認識され、急激な復活の道を歩んでいて、2つまで減少した蒸留所の数は、数年で40以上も増加。
AMERICA
もともとはスコッチ・アイリッシュと呼ばれるスコットランド系とアイルランド系移民により作り始められたアメリカンウイスキー。その後独自の道を行き、「バーボン」や「テネシー」など独自の個性を築く。
CANADA
五大ウイスキーの中では一番ライトでマイルドな風味を持つのが特徴。「フレーバリングウイスキー」というバーボンウイスキーに似た重厚なウイスキーと、「ベースウイスキー」という軽い酒質の原酒が製造され、「カナディアンウイスキー」のほとんどが、2つの原酒をブレンドしたもの。
JAPAN
本格的な製造を始めるにあたって、スコッチウイスキーの製造方法を手本としたため、スコッチウイスキーにはよく似ていると言われる。しかし、スコットランドのように各蒸留所が原酒を販売するようなことはしておらず、ひとつの企業が様々な原酒を作り分けることで、日本特有の優美で繊細なウイスキーができる。主にシングルモルトとブレンデッドウイスキーに大別される。
REST OF THE WORLD